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CSSのFlexboxとGridの違いとは?
CSSでレイアウトを組もうとすると、必ずと言っていいほど出てくる疑問が、
- FlexboxとGridは何が違うの?
- どっちを使えばいいの?
- 両方覚える必要があるの?
という点です。
結論から言うと、
FlexboxとGridは役割がまったく違うレイアウト手法です。
この記事では初心者の方でも迷わないように、
FlexboxとGridの違い・特徴・正しい使い分けを順番に解説します。
Flexboxとは何か?
Flexbox(フレックスボックス)は、
1方向のレイアウトを得意とするCSSレイアウト手法です。
.container {
display: flex;
}
Flexboxは、
- 横一列に並べる
- 縦に並べる
- 中央揃えする
といったシンプルな配置に非常に強いのが特徴です。
Gridとは何か?
Grid(グリッドレイアウト)は、
2方向(行と列)を同時に扱えるレイアウト手法です。
.container {
display: grid;
}
Gridは、
- 表のような構造
- 複雑なページレイアウト
- 行と列を意識した配置
を得意としています。
最大の違い:1次元と2次元
FlexboxとGridの最大の違いは、
扱える方向の数です。
| レイアウト | 得意な方向 |
|---|---|
| Flexbox | 1次元(横 or 縦) |
| Grid | 2次元(行 + 列) |
Flexboxは「並び」、
Gridは「配置」と考えると理解しやすくなります。
Flexboxが得意なケース
Flexboxは次のような場面で活躍します。
- ナビゲーションメニュー
- ボタンの横並び
- アイコンとテキストの整列
- 縦・横の中央寄せ
.menu {
display: flex;
justify-content: center;
align-items: center;
}
「一列にどう並べるか」を考えるときは、
Flexboxが最適です。
Gridが得意なケース
Gridは次のような場面で力を発揮します。
- カードレイアウト
- 2カラム・3カラム構成
- 全体レイアウト設計
- 高さを揃えたいとき
.cards {
display: grid;
grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
}
「全体をどう配置するか」を考えるときは、
Gridが圧倒的に有利です。
コード比較:同じレイアウトを作ると?
Flexboxの場合
.container {
display: flex;
gap: 20px;
}
Flexboxでは、
並び順と余白を意識した調整が中心になります。
Gridの場合
.container {
display: grid;
grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
gap: 20px;
}
Gridでは、
構造を最初に定義できるのが大きな違いです。
どちらを使うべきか迷ったら?
迷ったときは、次の基準で判断してください。
- 横 or 縦に並べたい → Flexbox
- 行と列を同時に管理したい → Grid
- コンポーネント単位 → Flexbox
- ページ全体の設計 → Grid
実際の現場では、
FlexboxとGridを組み合わせて使うのが一般的です。
FlexboxとGridは競合ではなく補完関係
よくある誤解として、
「どちらか一方を覚えればいい」
と思われがちですが、これは間違いです。
- Gridで全体レイアウトを作る
- Flexboxで細かい配置を調整する
この使い分けが、現在のCSSレイアウトの王道です。
まとめ:違いを理解すれば迷わない
CSSのFlexboxとGridは、
- Flexbox:1次元レイアウトの達人
- Grid:2次元レイアウトの設計者
という役割分担があります。
違いを理解すれば、
- レイアウトで悩む時間が減る
- コードがシンプルになる
- 修正にも強くなる
というメリットがあります。
ぜひ、実装や学習に役立ててください。