alt属性はいつ入れる?いつ入れない?初心者にも分かる画像SEO完全ガイド

alt属性はいつ入れる?いつ入れない?初心者にも分かる画像SEO完全ガイド

2025.11.16

alt属性とは?

画像の alt 属性とは、画像の内容を説明する文章 のことです。

検索エンジンは画像を直接理解できないため、
alt の内容を手がかりに画像の意味を判断します。

また、視覚障害者のスクリーンリーダーも alt の内容を読み上げます。


alt属性を「入れるべき」場合


① 意味のある写真(人物・施設・商品など)

画像そのものが内容に関係する場合、alt は必須です。

<img src="room.jpg" alt="明るく広い支援ルームの写真">

理由:

  • 画像の意味を正確に伝えるため
  • SEOで内容を正確に理解してもらう
  • 画像検索にも有利

② グラフ・図解・チャート

データを伝える画像は、説明文が必要です。

<img src="graph.png" alt="利用者数の推移を示した折れ線グラフ">

③ ボタン画像や誘導バナー

画像がリンクになっている場合、リンク先の意味を alt に書きます。

<a href="/contact/">
  <img src="btn_contact.png" alt="お問い合わせはこちら">
</a>

④ 文字を含むキービジュアル

キャッチコピー入りのメインビジュアルは alt を設定します。

<img src="mv.jpg" alt="一人ひとりに寄り添うBrightCare Kidsのメインビジュアル">

alt属性を「入れない」べき場合(=alt="")


① 飾り目的の画像(装飾・区切り線など)

意味のない装飾画像には alt は不要。
alt="" にするのが正しい方法です。

<img src="deco_triangle.svg" alt="">

② CSSの background-image

背景画像は alt の対象外です。

.hero {
  background-image: url(bg.jpg);
}

③ 意味を持たないアイコン(例:矢印・点・装飾記号)

装飾アイコンは alt=""。

<img src="arrow.svg" alt="">

※ただし「電話」「地図」など意味を持つアイコンは alt が必要。


alt属性でやってはいけないNG例


キーワードの詰め込み

<img src="room.jpg" alt="放課後デイサービス 発達支援 放デイ 施設 千葉 子ども 支援 BrightCare Kids">

→ スパム扱いになり逆効果。


意味のない alt

<img src="room.jpg" alt="image">

→ ユーザーにもGoogleにも何も伝わらない。


alt を書かない(属性ごと欠落)

<img src="room.jpg">

→ SEO面でもアクセシビリティ面でもNG。


alt属性を書くときの重要ポイント

  • 画像が伝えたい意味を 一言で自然に
  • 不自然なキーワードの羅列はしない
  • 飾り画像には alt=""
  • 内容が文章と重複しすぎる場合は簡潔に
  • 画像検索も意識する(商品・スタッフ写真など)

alt属性の実例まとめ

画像の種類 altが必要? 理由 正しいalt例
施設の外観写真 内容が重要 「BrightCare Kidsの施設外観」
スタッフ写真 情報として必要 「支援スタッフの写真」
グラフ データ画像だから 「利用者数の推移グラフ」
お問い合わせボタン 目的を伝える 「お問い合わせはこちら」
区切り線 ✕(alt="") 飾り alt=""
背景画像 CSS画像
意味のないアイコン ✕(alt="") 装飾 alt=""

まとめ

  • 意味のある画像 → altを書く
  • 飾り画像 → alt="" にする
  • alt は SEO とアクセシビリティに大きく影響
  • キーワード詰め込みは逆効果
  • 正しく alt を設定することで、ユーザーにもGoogleにも伝わるサイトになる

alt は
「画像の意味を自然に説明するだけでOK」
というシンプルなルールが最強です。

タグ:

#SEO #alt属性 #HTML #画像最適化