HTMLとCSSでできるSEO対策まとめ|初心者でも分かる内部対策の基本

HTMLとCSSでできるSEO対策まとめ|初心者でも分かる内部対策の基本

2025.11.16

HTML/CSSでできるSEO対策とは?

SEO対策というと
「難しい技術が必要なのでは…?」
と思われがちですが、

実は HTMLとCSSだけでできる内部SEO対策 はたくさんあります。

  • 正しいHTMLタグの使い方
  • 見出し構造を整える
  • meta タグで適切に情報を伝える
  • 画像に alt をつける
  • ページ速度を改善する

これらはすべて検索順位に影響します。

特に、HTML構造はGoogleにとって
ページ内容を理解するための“地図” のような役割を持っています。


SEOで最重要:title と meta description

まず押さえるべきは、検索結果に表示される2つ。

title タグ

<title>児童発達支援|BrightCare Kids|地域の発達支援施設</title>
  • 検索順位にもっとも影響するタグ
  • ページ内容が一目で伝わることが大事
  • 30〜36文字が理想

meta description

<meta name="description" content="地域の児童発達支援・放課後等デイサービス「BrightCare Kids」。一人ひとりの発達に合わせた支援と、安心できる居場所づくりを大切にしています。">
  • 検索結果の説明文
  • クリック率(CTR)に影響
  • 80〜120文字が目安

見出し(H1〜H6)の正しい使い方

SEOでは 見出し構造=文章のアウトライン として扱われます。

H1のポイント

<h1>児童発達支援・放課後等デイサービス BrightCare Kids とは</h1>
  • 1ページに1つが基本
  • ページの主題を明確に書く

H2以下の構造例

<h2>運営理念</h2>
<h2>1日の流れ</h2>
<h2>施設を利用するまでの流れ</h2>
  • H2=大見出し
  • H3=その小項目
  • 正しい階層で書くとGoogleが理解しやすい

CSSで非表示にしても問題ありませんが、
完全に消す(display:none) と検索エンジンも読めなくなるので注意!


画像SEO:alt属性の書き方

altは 画像の説明文 です。

<img src="/public/img/room.jpg" alt="明るく広々とした発達支援ルームの写真">
  • 読み上げソフトのためにも重要
  • 検索エンジンに画像内容を伝える
  • キーワード詰め込みはNG
  • 飾り画像(アイコンなど)は alt="" にする

HTML構造を綺麗にする理由

検索エンジンはHTMLの読みやすさを評価します。

良い例

<header></header>
<main>
  <section></section>
  <section></section>
</main>
<footer></footer>

ポイント:

  • 適切なHTML5タグ(header, main, footer, nav)
  • セクションごとに <section><article> を使う
  • 意味のあるタグを使うとGoogleが理解しやすい

CSSでできるSEOサポート

CSSそのものは順位に直接影響しません。
ですが、ユーザー体験(UX)改善により間接的にSEOへ大きな効果 を与えます。

ページ速度の改善

  • 画像最適化(WebP推奨)
  • CSSの圧縮(minify)
  • 不要なスタイルの削除

CLS(配置ずれ)を防ぐ

画像にサイズを指定するだけでも改善:

<img src="photo.jpg" width="1200" height="800" alt="">

表示中のレイアウトシフトが減ります。

モバイル対応

レスポンシブ対応はSEOの必須項目です。

@media (max-width: 768px) {
  .hero { font-size: 18px; }
}

Googleはスマホ版を基準に評価しています(モバイルファースト)。


内部リンクとパンくずリスト

内部リンクはSEOの評価を上げる大事な仕組みです。

<nav class="breadcrumb">
  <a href="/">ホーム</a> ›  
  <a href="/service/">サービス</a> ›  
  <span>児童発達支援</span>
</nav>

メリット:

  • サイト構造を明確化
  • ユーザーが迷わない
  • Googleにとっても情報整理しやすい

実務でよくあるSEO HTMLテンプレート

<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">

  <title>ページタイトル</title>
  <meta name="description" content="ページの説明">

  <link rel="canonical" href="https://example.com/page/">

  <!-- OG・SNS対策 -->
  <meta property="og:title" content="ページタイトル">
  <meta property="og:description" content="説明文">
  <meta property="og:image" content="/public/img/ogp.jpg">
</head>

ポイント:

  • canonical:重複ページ対策
  • OGタグ:SNSでの見え方改善
  • viewport:スマホ最適化

制作現場でのSEO活用ポイント

現場で特に大事なHTML/CSS SEOは以下です。

  • title と description を全ページ適切に設定
  • H1〜H3の構造を整える
  • alt の適切な記述
  • OGP・ファビコンの設定
  • 画像の軽量化
  • CLS対策のため、サイズ指定を忘れない
  • レスポンシブ対応の徹底
  • パンくずリストで体系化

「わかりやすく」「速く」「使いやすい」ページは
Googleから高く評価され、結果としてSEOが強くなります。


まとめ

HTMLとCSSだけでも、SEOに効果のある内部対策はたくさんあります。

  • title・description が順位とCTRに直結
  • 見出し構造はページの“骨組み”
  • 画像の alt は内容理解に必須
  • CSSはUXを高め、SEOを間接的に強化
  • CLS・速度改善・レスポンシブは現代SEOの必須項目

まずは

  • title
  • description
  • H1構造
  • alt設定

の4つから整えるのがおすすめです。

タグ:

#SEO #HTML #CSS #内部対策