目次
HTML/CSSでできるSEO対策とは?
SEO対策というと
「難しい技術が必要なのでは…?」
と思われがちですが、
実は HTMLとCSSだけでできる内部SEO対策 はたくさんあります。
- 正しいHTMLタグの使い方
- 見出し構造を整える
metaタグで適切に情報を伝える- 画像に
altをつける - ページ速度を改善する
これらはすべて検索順位に影響します。
特に、HTML構造はGoogleにとって
ページ内容を理解するための“地図” のような役割を持っています。
SEOで最重要:title と meta description
まず押さえるべきは、検索結果に表示される2つ。
title タグ
<title>児童発達支援|BrightCare Kids|地域の発達支援施設</title>
- 検索順位にもっとも影響するタグ
- ページ内容が一目で伝わることが大事
- 30〜36文字が理想
meta description
<meta name="description" content="地域の児童発達支援・放課後等デイサービス「BrightCare Kids」。一人ひとりの発達に合わせた支援と、安心できる居場所づくりを大切にしています。">
- 検索結果の説明文
- クリック率(CTR)に影響
- 80〜120文字が目安
見出し(H1〜H6)の正しい使い方
SEOでは 見出し構造=文章のアウトライン として扱われます。
H1のポイント
<h1>児童発達支援・放課後等デイサービス BrightCare Kids とは</h1>
- 1ページに1つが基本
- ページの主題を明確に書く
H2以下の構造例
<h2>運営理念</h2>
<h2>1日の流れ</h2>
<h2>施設を利用するまでの流れ</h2>
- H2=大見出し
- H3=その小項目
- 正しい階層で書くとGoogleが理解しやすい
CSSで非表示にしても問題ありませんが、
完全に消す(display:none) と検索エンジンも読めなくなるので注意!
画像SEO:alt属性の書き方
altは 画像の説明文 です。
<img src="/public/img/room.jpg" alt="明るく広々とした発達支援ルームの写真">
- 読み上げソフトのためにも重要
- 検索エンジンに画像内容を伝える
- キーワード詰め込みはNG
- 飾り画像(アイコンなど)は alt="" にする
HTML構造を綺麗にする理由
検索エンジンはHTMLの読みやすさを評価します。
良い例
<header></header>
<main>
<section></section>
<section></section>
</main>
<footer></footer>
ポイント:
- 適切なHTML5タグ(header, main, footer, nav)
- セクションごとに
<section>や<article>を使う - 意味のあるタグを使うとGoogleが理解しやすい
CSSでできるSEOサポート
CSSそのものは順位に直接影響しません。
ですが、ユーザー体験(UX)改善により間接的にSEOへ大きな効果 を与えます。
ページ速度の改善
- 画像最適化(WebP推奨)
- CSSの圧縮(minify)
- 不要なスタイルの削除
CLS(配置ずれ)を防ぐ
画像にサイズを指定するだけでも改善:
<img src="photo.jpg" width="1200" height="800" alt="">
表示中のレイアウトシフトが減ります。
モバイル対応
レスポンシブ対応はSEOの必須項目です。
@media (max-width: 768px) {
.hero { font-size: 18px; }
}
Googleはスマホ版を基準に評価しています(モバイルファースト)。
内部リンクとパンくずリスト
内部リンクはSEOの評価を上げる大事な仕組みです。
<nav class="breadcrumb">
<a href="/">ホーム</a> ›
<a href="/service/">サービス</a> ›
<span>児童発達支援</span>
</nav>
メリット:
- サイト構造を明確化
- ユーザーが迷わない
- Googleにとっても情報整理しやすい
実務でよくあるSEO HTMLテンプレート
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ページタイトル</title>
<meta name="description" content="ページの説明">
<link rel="canonical" href="https://example.com/page/">
<!-- OG・SNS対策 -->
<meta property="og:title" content="ページタイトル">
<meta property="og:description" content="説明文">
<meta property="og:image" content="/public/img/ogp.jpg">
</head>
ポイント:
- canonical:重複ページ対策
- OGタグ:SNSでの見え方改善
- viewport:スマホ最適化
制作現場でのSEO活用ポイント
現場で特に大事なHTML/CSS SEOは以下です。
- title と description を全ページ適切に設定
- H1〜H3の構造を整える
- alt の適切な記述
- OGP・ファビコンの設定
- 画像の軽量化
- CLS対策のため、サイズ指定を忘れない
- レスポンシブ対応の徹底
- パンくずリストで体系化
「わかりやすく」「速く」「使いやすい」ページは
Googleから高く評価され、結果としてSEOが強くなります。
まとめ
HTMLとCSSだけでも、SEOに効果のある内部対策はたくさんあります。
- title・description が順位とCTRに直結
- 見出し構造はページの“骨組み”
- 画像の alt は内容理解に必須
- CSSはUXを高め、SEOを間接的に強化
- CLS・速度改善・レスポンシブは現代SEOの必須項目
まずは
- title
- description
- H1構造
- alt設定
の4つから整えるのがおすすめです。